【10-6】ガンディー暗殺―ヒンドゥーとイスラムの埋まらない亀裂 ― 【COTEN RADIO ガンディー編6】
歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO) - Een podcast door COTEN inc.
Categorieën:
【COTEN CREWに参加しませんか?】 株式会社COTENが、コテンラジオや世界史データベースなど、人文知を社会に活かすための活動をできているのは、COTEN CREWの皆さんのおかげです。 ぜひ下記リンクから、月額サポートへのご参加をお願いします。 https://coten.co.jp/cotencrew/?utm_source=podcast&utm_medium=audio 【株式会社COTENの情報】 Twitter : @CotenInc HP : https://coten.co.jp/ 【参考リンク一覧】 参考文献や問い合わせ先、出演者のTwitterアカウントなどのリンク情報をまとめています。 https://www.notion.so/coten/COTEN-RADIO-Links-8f87796a93654ded8eebd61f16027f9f 今回のテーマは 「マハトマ・ガンディー」 です。 インド独立の父ですね。 私たちCOTEN RADIOメンバーが推す、ブッダやイエスと並ぶ人類史上最高クラスの偉人です。 歴史上には世界に大きな影響を与えた人物や出来事が無数にあり、今まで本ラジオでも多く取りあげて参りました。 世界がドラスティックに変わる時、人間によるエネルギーの爆発が往々にして生まれます。 それは良きにつけ悪しきにつけ、戦争や革命といった 「怒りをベースとした暴力」 という形をとってアウトプットされることが多い。 「人類の歴史は争いの歴史」と言われる所以です。 本ラジオでも取りあげた吉田松陰の尊皇攘夷にしても、 血の雨を降らせたフランス革命にしても、 ユダヤ人を虐殺したヒトラーにしても、 その人の思想や行動、その時代の空気と潮流を駆動していたのは「怒りベースの暴力」です。 人間の性(さが)なのかもしれません。 しかしガンディーは、「暴力によらず社会変革を達成する」という、人間の性と対極に生きたシステムバグのような人物で、 まさに正統派偉人と呼ぶにふさわしい伝説です。 ぜひご視聴下さい。 【ポイント】 ①第二次世界大戦などの情勢変化もあって、世論がどんどん変わっていく中、ガンディーの言うことに耳を傾け人は少なくなっていった ②ガンディー自身はカーストも宗教も越えた融和とインドの統合の実現を追求していたが、現実はヒンドゥーとイスラムの亀裂が拡大するばかりで、ガンディーは無力感に苛まれた ③ガンディーは、彼をヒンドゥーの裏切り者だと見なした敬虔なヒンドゥー教徒青年の手にかかり暗殺された ※番組内で話している歴史の内容は諸説あります。ご意見・ご感想はぜひ下記のお問い合わせチャットからご連絡ください。 coten.channel.io